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IT系技術職のおっさんがIT技術とかライブとか日常とか雑多に語るブログです。* 本ブログに書かれている内容は個人の意見・感想であり、特定の組織に属するものではありません。/All opinions are my own.*

【the HIATUS】Monochrome Film Tour@恵比寿GARDEN HALL(11/27)

いってきたぜthe HIÄTUS Monochrome Film Tour@恵比寿ガーデンホール(1日目)!

IMG_4682.JPG



 

セトリ(※正確性に欠ける(後述))↓
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(MC)Interlude
Roller Coaster Ride Memories
Thirst
Shimmer
Snowflakes
Clone
Let Me Fall
Twisted Maple Trees
Sunset off the Coastline
Tree Rings
Notes of Remembrance
Something Ever After
西門の昧爽(Acoustic)
Walking Like a Man
Catch You Later
Waiting For The Sun
Burn To Shine
<EN1>
radio
Life In Technicolor
<EN2>
Insomnia
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曲数は少なめだが、いつもやるような定番曲は割となりを潜め、比較的ニッチな曲で構成されたレアセトリという感じの第一印象である。
ツアーの特性も十分関係しているとは思うが、Storm RacersとかMonkeysとかLone Train Runningとかベテルギウスとか紺碧とか(聴きたかったわけではないw)、ライブハウスだとモッシュダイブ必至みたいな曲は全然出てきていない。
(仮にやったとしてもアコーステックアレンジっぽくして発生抑止したような気さえするが)
そういった曲を除き、今後、フェスはもちろん、単独ツアーをやることになったとしても入ってこねえだろうな、って感じの曲が結構目に付くので、「お得感」が結構強い気がしている。

「Twisted Maple Trees」「Roller Coaster Ride Memories」「Notes of Remembrance」「西門の昧爽」は初めて生で聴いたなあ、たぶん。
「Twisted~」とか「Roller Coaster ~」とかは今後も生で聴くことないんじゃないだろうか(;'∀')
そう考えるとすごくレアな体験したよね!

特に「西門」はいい、あのアコースティックアレンジはとてもよかった。
終始、細美さんの独奏に近いような静かなメロディで構成されており、心に響く。
ハイエイタス(っていうか細美さん)の性格考えると絶対出ないだろうが、あれは音源で是非とも欲しい。。。
アレンジという意味で言えば「Insomnia」のアレンジも良かった。
マサさん単独のギターで始まり、アコースティックっぽいかと思ったらそうでもなく、いつものインソムニアに展開していった。
あれも音源でほしいw

上記を除くと全体的に原曲(シングルやアルバム収録版)に近いような音とメロディだった。
打ち込み?の電子音なんかも細美さんがほぼ原曲に忠実に再現してくれていたように思う。
あ、「Snowflakes」はAfterglowのライブ音源版だったかな(イントロの深ーい音とかはAfterglowのまま再現された)

新曲(といいながら初披露されてから1年近くたってるが)の「Life In Technicolor」、去年CDJとかで聴いたときは翌日くらいにすぐメロディ忘れちまったが今回は覚えている!w
今でも忘れないようにちょこちょこ脳内再生しているのだ。
(といいつつサビくらいしか覚えてないのだがw)

ライブ中MCで何度も「俺らが出したシングルのタイトル、『不眠症』ですよ」とかいって散々ネタでいじり回していたのに、全然出てこねえなと思ってた「不眠症」、満を持してのダブルアンコールで登場はとてもよかった!
上でも書いたけどイントロにマサさんのギターが加わって、ライブ自体の雰囲気も相まって、いつものようなパワフルさもあり、一方でいつもと違うアコースティックチックな静かな側面もあり、楽しめた。
なんだかんだ今回のライブ中で初めてジャンプしたのがここかもしれない。

曲数が少ないためもあってか、MCが割と多め&長めに取られていたような印象があるが、思い返せば最後のほうは細美さんいい感じで酔っぱらってたなあw
よくケラケラ笑ってた。
楽しそうで大変よかったと思います。
いつもはビール飲んでるが今日はワインを飲んでいらっしゃった。
(アンコ前くらいにはビールもあけてたが)
ビールなしでワインいくのって結構きついよね。
酔う。。

このセトリ、調べた感じでは2日目(11/28)も全く同じっぽいね。
順番とか微妙に違う?のかな。11/27のほうはどこにもあがってなくてわからん。
ちなみに↑のは私の記憶をベースに11/28のセトリを参考にして書き上げています。
Tree Ringsくらいまでは暗記してたんだがそのあとの並びが微妙。
「西門」がきたときに脳の記憶領域をスワッピングして感動領域にあてちゃったのでメモリーが一瞬ロストしたのだ。
このため正確性には欠けるw




ステージはとても「凝った」演出になっていた。
天井に巨大な白いカーテンが括り付けられ、ステージ両脇にも天井から降りた巨大な白カーテン。
ステージ両脇のカーテンやステージ前方にキャンドルが仕掛けられ、全体を淡く照らす。
キャンドル・ジュン氏の考案らしい。
むしろ彼と細美さん知り合いだったんですね。
どこにそんなつながりがあるのか。。。

キャンドルといえば、ステージ前方のキャンドルが、終演に近づくにつれてどんどん小さくなっていて(当たり前だが)、それに対し
細美さん「(ステージ前方のキャンドルが)だいぶ小さくなったねえ~」
ウエノ氏「消えた分はどこにいったんだろうね?」
細美さん「どこに、いったん、だろうね…??(;・∀・)」
ってやり取りがあって、あれは面白かったw
いや、むしろ哲学的な深い「問い」なのかもしれん!
そう考えると難しい。
アジカンのゴッチあたりはこれの答えに対してうまい言い回しで歌詞にしてくれそうな気がするw

ツアー表題の「Monochrome Film」に関しては、ステージ後方の幕に演奏中のメンバーの映像がモノクロ+映像加工されてリアルタイムで映し出される、という仕掛け。
リアルタイムといってもコンマ数秒程度、実際の演奏からは遅れるのだが。(ナッシングスの武道館のステージ映像もそうだったね)
常に映像スタッフが裏で準備していて、各メンバーの演奏と加工するエフェクトを繋げてつくりあげている、「一夜限りのモノクロームフィルム」(細美さん談)という大がかりな演出。
「スタッフもライブツアーを形作る一人」というのをより強く感じた。
モノクロームの演出でよかった(印象に残ってる)のはSnowflakesの雪とBurn To Shineの燃え上がるような火ですかね!
Snowflakesのほうは原曲の悲しさに沿ったように白黒の映像に白い雪だけがチラつくような感じが、より原曲の雰囲気を強く表現していたし、
Burn To Shineのほうは逆に原曲の力強さ・激しさを後押しするように強く燃えあがる火の表現だったと思う。
こういう視覚効果まで含めると、今回のライブはもうライブとかの枠を超えてリアルタイムの芸術作品というほうが的確かもしれない。
(ライブペインティングみたいな?それの豪華版っていうか)

ちなみに2階席にはToddyとスコット、それとトシロウがいた。
「めっちゃいた」って表現がとてつもなく適切なくらい、隠れることもなく普通にいた。
トシロウにいたっては、「マサさんがトシロウにアバラ折られた」ってMCに対して後方2階席から「ごめーん!!」って大声で謝罪してたし、全然隠れる気ねえw
Toddyとスコットは終演後に普通に恵比寿ガーデンホールの前横切っててファンにめっちゃ握手とサインを求められてた。
(外で荷物整理してたときにちょうど俺の前を横切ってて、「なんだ?なんか大勢きたな」と思ったらToddyとスコットで、俺は完全に機を逃した。まあ別に握手もしたくないしサインも欲しくないが…)
他にいた(外国人の方が何人か)のはOAUの人達かなあ?
翌日11/28にはマンウィズやホリエアツシも来てたみたいですな。
マンウィズはこういうときでも狼の被り物かぶってたのかあ?
いや、違うか、「ああいう頭」なのか、そうだったな、被り物じゃなかったな、そうだそうだ(無心)




今回のツアーが最初に公表されたときに、「恵比寿以外全席指定」といった記述や、そもそも選べている会場等から、去年のようなライブハウスツアーじゃなく、どちらかというと大人ハイエイタスに近いゆったり静か目ライブになるんだなあ、と予想はしていたが、実際行くまで、「唯一のスタンディング」という恵比寿会場に対する「どっちつかず」な感じはずっとモヤモヤしていたw
(モッシュやダイブが起きる可能性があるならある程度それに備えた格好をしていかねばならないだろうがさすがに今回のツアーはそれはねえよなあ…でもどうしようかなあ…)みたいな。
実際行ってみたらモッシュもダイブも皆無だったので一応当初想定通り(想定以上に)静かで大人しいライブだった。
俺はクロークに荷物預けておいたけど、今回のライブ言えば荷物持ったまま参戦しても問題なかったな。
実際、荷物持ったまま参加されてる方も結構いた。
いや普段のライブでも「荷物持ったまま参戦」組は一定数いるけど、質も量もそれと比較にならない感じ、例えばでかめのビジネスリュック背負ってきてる人とかもいたので、ライブハウスだとまず考えられない(迷惑に類するレベル)光景だった。
最前列付近は結構すごかったのかもしれないがちょっと後方で大人見する分には荷物ありでも十分だったなあ。

そういう意味で、ディッキーズみたいな格好してるにーちゃんとかがむしろ浮くレベルだった。
実際そんな「ザ・ライブキッズ」って感じのにーちゃんいたけど、なんとなく場違い感が否めない。
そんな感じのにーちゃんの一人が、受付のクロークでビニール袋売り切れの状況に対して「は?アナウンス遅くないっすか?どうすりゃいいんすか?」みたいな感じでスタッフの人につっかかってた。
そのにーちゃんに対してスタッフが「一度出ていただいて、別の場所でコインロッカー探していただいた後に再入場していただいて…(´・ω・`)みたいなこと言ったら「いや今からじゃ絶対無理っしょ、マジどうすりゃいいんですかこの荷物」みたいにさらに突っかかってて正直(知らねえよもう…面倒くせえなあ~こいつ…)と心の中で呟いていた。
ああいうの見ると残念ながらあの辺のライブキッズ全般に対して悪印象になるんだよなあ。
「そういうとこやぞ」って思ってしまう、悪いけど。

俺現地到着18:00くらいでクロークのビニール袋買えたけど、俺の後すぐ売り切れてたみたいだから俺はかなりギリギリだったみたいだ。
開場が17:45だったから、まあ遅くもなく早くもなく、というところか。
スペースの関係であれが限界だったんだろうけど、可能ならもう少しクローク余裕持てたらよかったのに、って感じは正直、したなあ。
クローク売り切れってライブにいく身からすると結構絶望的な気持ちになるからね。
俺はクロークが取れたから彼を白い目で見れたのかもしれない(対岸の火事を眺める気分といえばいいのか)と思うと、少し彼には同情しなくもない。
「そういうどうしようもない状況に対して解決もしない不満垂れ流して人に突っかかってる」っていうのが良くない、という意味では彼を肯定はできんのだが。

そういえばクロークの担当スタッフの女性の方、(失礼な意味で言うのでは決してないのだが)手がものすごくガサガサだった。
誤解を招きたくないので重ねて言うが失礼な意味で言うのではない、なんで覚えてるかというと、個人的にはその手を見て「大変なんだなあ…」としみじみ感じたのである。
そもそも乾燥する時期だし、慣れない大量客をさばくことになってるし、終いには↑のような迷惑ライブキッズまで登場する始末で、そりゃもう大変だったであろう。
スタッフさんにはお疲れ様でしたと言いたい。
そしてあの受付スタッフの女性の方においては、手をいたわってあげてほしい。
まあスタッフ側からしたら一律全員「ライブなんかやりやがって面倒くせえ…」としか思ってなさそうだがww




終演後に物販。
他のハイエイタスと比べると非常にスムーズに買えた。
結構最初のほうに並んだのが良かったのかもしれないが。
ツアーT、フェイスタオルと、購入必須グッズはもちろん手に入れたが、合わせて巷では評判の悪いw夏フェスTを手に入れた!

 

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俺この柄結構好きなんだけどなあ~~
なんかあんまり世間では評判良くないようだ。
実際この日の翌日だか翌々日だかにこれ来て会社行きました(`・ω・´)

カンパイする相手がいなかったので今回も虚空とともにカンパイ。

IMG_4681.JPG
ハイエイタス見れたのはいいけどライブ後に話す空いていないのはちょっと寂しい。
(毎回言ってるが)